経済は生き物ですから、人々の心理状態が反映していきますので、政治が信頼できれば安定する反面、逆になると不必要に悲観することになります。残念ながら現在は後者の方へ行きそうな気配が濃いようです。政権党の中で心ある人は我慢しきれなくなって公然と麻生批判を始めたのは、経済の崩れを座視できなくなったからだと思いますが、麻生首相も早く気づいて欲しいものです。
お隣の中国では、ネットを通して共産党一党独裁への公然たる批判が、知識人を中心に繰り広げられていることが明らかになりました。この行方は気になるところですが、このような時期だからこそ、日本はお金万能の経済ではなく人の顔を持った経済に戻って、アジアのリーダーシップを確立して欲しいと思います。少なくとも、不況を乗り切るのに労働者の首切りから始めるような資本主義は、日本が目指したものとは違うような気がします。レールがどこで曲がったのかはともかくとして、不況時にはせめて「レイオフ」のような政策がとれる日本でありたいと思うのは軟弱な考えなのでしょうか。
「ともかくも あなたまかせの 年の暮れ」一茶。こんな心境で年を越せれば最高ですが・・。
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